実を言うと見せない用の絵や小説は少しずつ作っている。完全に私のためでしかないし、基本的にR18相当の暴力性を含むのでお見せ出来ない。でふと思ったのが、Toxic masculinityの実験場みたいだな、ということ。古い二次創作のリライトもしていると、私も「お作法」に染まっていて、中々偏屈な考えを持っていた事がよくわかる。私自身まだ今より無知で、もやもやした違和感の正体にも気付けず、回復もしていない頃だったから無理もないと言えばそうなのだが。さておき、とても表にお出し出来ないような有害性を描いているので、描いている最中から「さすがにこれは問題がある」と自ら問題行動を検証していける。勿論、「自分のため用」であっても問題行動をよしとする作品にはしていない。そのため「なぜこのような問題行動に出るのか、なぜ問題が起きるのか」を掘り下げるため、有害な側に立って考える役にも立つ。「なぜなのか」を言語化しなければ恐らく悪人を描くにしても地に足の着いた造形に変化させきれない。私にとって創作活動は思考という娯楽の一部なのだろう。思えばアダムもキャラクターとして作った当初は結構歪んだ性格だった。ベリンダの元ネタとなったキャラクターと、歪ではない関係になるよう軌道修正を試みて初めて、まともな、というか、非現実的ではない範疇の男になった。そして「ヘルマオン」作中の悪役ポジションの人物達に有害性が移譲されて活きた。これも「自分のため用」創作という実験室のお陰だと思う。アダムの最初のラフを描いたのは5年前の8月14日だった。元・獅子座。現・天秤座(10月16日生)の男。下は初めて描いた時のアダム。話を先に考えていて、こういう感じかなとささっと描いた。特徴的なところはほぼ今に残っていると思えるが、この表情をご覧頂きたい。本編と違う性格だとご想像頂けるのではなかろうか。 2025.12.15(Mon) 04:02:06 創作語り edit
でふと思ったのが、Toxic masculinityの実験場みたいだな、ということ。
古い二次創作のリライトもしていると、私も「お作法」に染まっていて、中々偏屈な考えを持っていた事がよくわかる。
私自身まだ今より無知で、もやもやした違和感の正体にも気付けず、回復もしていない頃だったから無理もないと言えばそうなのだが。
さておき、とても表にお出し出来ないような有害性を描いているので、描いている最中から「さすがにこれは問題がある」と自ら問題行動を検証していける。勿論、「自分のため用」であっても問題行動をよしとする作品にはしていない。そのため「なぜこのような問題行動に出るのか、なぜ問題が起きるのか」を掘り下げるため、有害な側に立って考える役にも立つ。
「なぜなのか」を言語化しなければ恐らく悪人を描くにしても地に足の着いた造形に変化させきれない。私にとって創作活動は思考という娯楽の一部なのだろう。
思えばアダムもキャラクターとして作った当初は結構歪んだ性格だった。ベリンダの元ネタとなったキャラクターと、歪ではない関係になるよう軌道修正を試みて初めて、まともな、というか、非現実的ではない範疇の男になった。そして「ヘルマオン」作中の悪役ポジションの人物達に有害性が移譲されて活きた。これも「自分のため用」創作という実験室のお陰だと思う。
アダムの最初のラフを描いたのは5年前の8月14日だった。
元・獅子座。現・天秤座(10月16日生)の男。
下は初めて描いた時のアダム。話を先に考えていて、こういう感じかなとささっと描いた。特徴的なところはほぼ今に残っていると思えるが、この表情をご覧頂きたい。本編と違う性格だとご想像頂けるのではなかろうか。