創作しているどころの騒ぎではないこの感じ。自民党の新総裁が決まってから、公明党が見放すレベルなのはかなりまずいと思ったものの、それでもさすがに馬鹿な事はしないだろうと思いたかったものだけど、とんでもない放言のせいで国を危機に陥らせていて駄目過ぎる。今更頑張って軍拡したところで勝ち目があると思える方がおかしい。これ以上軍事費に費やしたら生活が終わるし、費やしてもなお勝てない。それほど差をつけられている。ついでに言えば産業など生活の殆どを中国に依存しているので、中国と国交断絶したら早晩国自体立ち行かなくなるのにね。お花畑はどっちだよと言いたくもなる。大日本帝国の亡霊は、いつまで我々に竹槍を持たせれば気が済むのだろう。追記:ちょくちょくハンドルネームを変えるとある学者さんがこういうポストをしているのを見かけた。「「大国様にご不快な思いをさせた小国は殴られて当然」という田舎のヤンキー中学みたいな世界観を平和主義とは呼ばないラジよな。」他にもツッコミを入れている引用があったが、「田舎のヤンキー中学」という卑近な事象に落とし込んでしまうあたり、言い方は悪いが所詮オタク的な価値観を捨てきれない人なんだなと思ってしまった。大体国と国とのやり取りにおいて、ミクロな世界のやり取りを当てはめる事は難しい。前提がまずストローマン論法で「大国様にご不快な思いをさせた小国は殴られて当然」という発言がどこにあるのかという話である。大前提として何について語っているのかをぼかしているのも中々卑怯である。何の話題についてかは知らないが、他者の発言を勝手に拡大解釈しているだけなのではなかろうか。本当にそんな事を言っている例があるなら出して頂きたい。こういう冷笑はネットでウケが良い。複雑な事象を単純化してわかった気になれる上に、大した努力もせず他者を小馬鹿にする事で自己肯定感が上がったように錯覚出来るからだ。一体なぜ人はネット右翼的なものに騙され、なぜ冷笑に走るのか、長らく謎だった。その答えがこれなのか。話が少し飛んでしまうが、同様の理由で私はヘタリアという作品が苦手だ。歴史的な出来事も国の風土も、そんなに単純化出来るものではない。入門としてはいいかもしれないが、あくまでフィクションである事を自覚し、いつかその世界観からは抜け出さなければいけない。三國無双から三国志に入っても全く構わないが、三国時代はああいう世界ではない。と言えば分かり易いだろうか。しょうもないストローマン論法オタク世界観風味の冷笑詭弁を、あたかも「わかりやすいご高説」のように受け取ってしまう人がかなり居るという嫌なサンプルとなった。文系だから言う。文系の悪い所=曲解と鵜呑み板書という誤った学を煮詰めたような寓話である。本来の我々文系がすべき学問というのはそんな上っ面の話ではない。ではどうすればいいのか?事実だけを読み、詭弁を弄さず真正面から誠実に言えばいい。それだけだ。 2025.11.15(Sat) 17:20:55 呟き edit
自民党の新総裁が決まってから、公明党が見放すレベルなのはかなりまずいと思ったものの、それでもさすがに馬鹿な事はしないだろうと思いたかったものだけど、とんでもない放言のせいで国を危機に陥らせていて駄目過ぎる。
今更頑張って軍拡したところで勝ち目があると思える方がおかしい。これ以上軍事費に費やしたら生活が終わるし、費やしてもなお勝てない。それほど差をつけられている。
ついでに言えば産業など生活の殆どを中国に依存しているので、中国と国交断絶したら早晩国自体立ち行かなくなるのにね。お花畑はどっちだよと言いたくもなる。
大日本帝国の亡霊は、いつまで我々に竹槍を持たせれば気が済むのだろう。
追記:ちょくちょくハンドルネームを変えるとある学者さんがこういうポストをしているのを見かけた。
「「大国様にご不快な思いをさせた小国は殴られて当然」という田舎のヤンキー中学みたいな世界観を平和主義とは呼ばないラジよな。」
他にもツッコミを入れている引用があったが、「田舎のヤンキー中学」という卑近な事象に落とし込んでしまうあたり、言い方は悪いが所詮オタク的な価値観を捨てきれない人なんだなと思ってしまった。大体国と国とのやり取りにおいて、ミクロな世界のやり取りを当てはめる事は難しい。
前提がまずストローマン論法で「大国様にご不快な思いをさせた小国は殴られて当然」という発言がどこにあるのかという話である。大前提として何について語っているのかをぼかしているのも中々卑怯である。何の話題についてかは知らないが、他者の発言を勝手に拡大解釈しているだけなのではなかろうか。本当にそんな事を言っている例があるなら出して頂きたい。
こういう冷笑はネットでウケが良い。複雑な事象を単純化してわかった気になれる上に、大した努力もせず他者を小馬鹿にする事で自己肯定感が上がったように錯覚出来るからだ。
一体なぜ人はネット右翼的なものに騙され、なぜ冷笑に走るのか、長らく謎だった。その答えがこれなのか。
話が少し飛んでしまうが、同様の理由で私はヘタリアという作品が苦手だ。歴史的な出来事も国の風土も、そんなに単純化出来るものではない。入門としてはいいかもしれないが、あくまでフィクションである事を自覚し、いつかその世界観からは抜け出さなければいけない。三國無双から三国志に入っても全く構わないが、三国時代はああいう世界ではない。と言えば分かり易いだろうか。
しょうもないストローマン論法オタク世界観風味の冷笑詭弁を、あたかも「わかりやすいご高説」のように受け取ってしまう人がかなり居るという嫌なサンプルとなった。
文系だから言う。文系の悪い所=曲解と鵜呑み板書という誤った学を煮詰めたような寓話である。
本来の我々文系がすべき学問というのはそんな上っ面の話ではない。ではどうすればいいのか?事実だけを読み、詭弁を弄さず真正面から誠実に言えばいい。それだけだ。